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Writer's picture悦子 隅田

保護活動のきっかけ


小さな頃から動物が大好きでした。

実家で、犬や猫を飼っていたので、自然と動物に話し掛けていました。


自分で、初めて飼ったのは猫です。

そして、別れも何度か経験しました。

初めて飼った猫が、亡くなった時は、当時三才だった息子と抱き合って泣きました。

辛く苦しいペットロスにも陥りましたが、もう飼わないとは思わず、気がつけば側に犬や猫に囲まれていました。


そんな生活の中、何度か我が家の子達を看取った後、家の近所に野良猫がご飯を貰ってる姿を見ることがありました。

そんな風景に、この子達も懸命に生きているのだなぁと感銘を受けました。

その中に、ニャーと名付けられた女の子と、ラスカルと名付けた男の子がいました。



❤️ニャー




❤️ラスカル



ニャーは、近所の飼い猫でしたが、ラスカルは飼い主のいない子だったので、毎日フードをあげながら、保護しようと半年餌やりをしました。





その後、保護して去勢手術をし、家で飼う予定でしたが、未だ保護猫経験は初めてだったので、気を付けていたのですが、窓をこじ開けて逃げてしまいました。

それから、毎日フードを与える日が半年続き、やっと触れて撫でられるようになり、家に入る素振りも見せたので、明日来たら絶対に家の中に入れようと決心しました。

一度、逃げられているので用心したのですが、それがラスカルを見る最後になるとは思ってもみませんでした。

その頃、家の周辺に縄張りを拡げるオス猫が何度と来ていて、ラスカルを見て追いかけいる事を聞いていました。

なので、早く保護しないとと気持ちが焦って、失敗してはと言う思いが、悪い方にいってしまったのです。

翌日、凄い悲鳴と怒号が聞こえたので、心配で探しにいったのですが、それ以来ラスカルは現れなくなりました。

数日、カラスが酷く鳴くのも、嫌な思いで聞いていました。

あれから四年、今でもラスカルの事を想い、帰ってきてくれるのを待つ自分がいます。




この事を教訓として、保護したいと思ったら、直ぐに行動する事を学びました。

明日、明後日はないと言う事です。

外で暮らす猫には、明日の命も保証はされない、そんな環境で暮らしています。

助けられる命があれば、できる限り行動に移す事が大事だと思います。

その後、保護猫のヒコ&ヒメちゃんを譲渡して頂いた隅田さんから、保護猫の現状をお聞きして、少しでもお手伝いできればと活動しています。

今では、ヒコ&ヒメちゃんは、我が家の宝物となっています。



    

              担当 瀬戸


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