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💐みーことおじいちゃん💐

  • Writer: 悦子 隅田
    悦子 隅田
  • May 17
  • 2 min read

みーこは保護当時推定8歳、白に茶がかった7キロのオス。95歳のおじいちゃんと暮らしていた。猫と2人暮らしで、いつもドア前には、野良のために、山盛りのカリカリがあり、横の方に捕獲機らしき品。

でも、3年前に亡くなられ、みーこは家に入れなくなり、餌ももらえなくなった。少し知った方だったので、餌やりに通い出し悩んだ末に保護した。


それから3年ほどうちにいましたので、今は10歳を越します。譲渡なんて無理無理と思っていましたが、なんと3ヶ月のトライアルの末譲渡。

里親さんは、寒い1月にJRに乗って、みーこを見に来てくださいました。50代の女性、亡くなった猫に似てるそうです。2匹のメス猫と暮らしています。

おじいちゃんは今は知る人も少ないですが、70年前の有名人。都が奈良から京都に移る前、10年間は長岡京と言い、今の向日市に中心がありました。中山修一先生が私財を投げ打って発掘されました。

中山先生の教え子でもあるおじいちゃんもずっと発掘に関わっていて、ノーベル賞を受賞された、吉野彰先生も、京大生時代に発掘に関わっていたそうです。中山先生が言われた言葉が自分の研究に役立ったとおっしゃっていました。中山先生はえらい人だったというのがおじいちゃんの弁。又おじいちゃんも先生に負けず素敵でした。90歳越してもしっかり話ができ、猫にも人にも優しかった。発掘の話をもっとききたかったなぁ、そしてみーこは、3人目の飼い主に可愛がられているとも伝えたいです。


           担当  由良



 
 
 

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