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Writer's picture悦子 隅田

🐈‍⬛"みんなの"保護猫活動🐈

地域猫サポート たけねこくらぶの西田です。

去年の3月に出産してから、育児と仕事の両立で手一杯でなかなか保護活動に参加できず、心苦しく感じることもあります。

そんな中、5月に久しぶりに保護活動をする機会がありました。


以前住んでいた地域に子猫連れのお母さんネコがいるとのこと。

でも今のわたしの現状でどこまで責任をもって関われるのか・・・

引き受けるかどうかも正直悩みました。

こんなとき依頼主の方が「去勢手術も自分たちで連れて行くし、里親が見つかるまで子猫は自分たちで預かる」というパターンだと、

わたしたちは捕獲及び里親募集のお手伝いをさせていただく形になるので、比較的フットワーク軽くお手伝いさせていただけるのですが、

今回の依頼主の方はそうではないというところも悩むポイントではありました。

だからといって、見過ごすこともできない・・・


そこでたけねこくらぶ会長の隅田さんに相談したところ、すいすいとお話を進めてくださって、保護活動を実行できることになりました。

ただ保護活動をしようとした日は捕獲に失敗・・・

別日にいきなりチャンスが到来しましたが、私1人で対応できるかしら・・・と不安に思っている中、

たけねこくらぶのメンバーで動ける方たちが迅速に協力して下さって、母猫と子猫2匹を無事保護することができました。


わたしの現状では、1人で対応できる範囲がかなり限られています。

たけねこくらぶのメンバーの方もみなさん手一杯活動されていますが、それでもそれぞれのキャパでできないこともたくさんあるのではないかと思います。

ですが、こうして”たけねこくらぶ”というコミュニティにいて、たくさんの方と協力することでできることが2倍3倍になる。

そのシステムのなかで救われる命があるということを実感しました。


そしてそのシステムのなかには、たけねこくらぶのメンバーだけでなく、依頼主の方も組み込まれています。

依頼主の方が、去勢手術には自分たちで連れていく、去勢費用を負担する、里親が見つかるまで猫たちを預かる、ごはん代やトイレ代を寄付する、など

なにかひとつでも協力してくださることで、私たちもよりたくさんの人のフォローをすることができます。

実際にそうしてくださる方々もたくさんおられて、その度に私たちは「うれしいね」「感謝だね」と話題にしています。

もちろん、協力はできないけど情報提供をしていただけるだけでも現状把握ができるので、とてもありがたいです。

ただすべての地域猫たちに対して、いつでもどこでも私たちが動けるわけではないこともご理解いただけると幸いです。


地域の人も保護活動メンバーもみんなで協力して、地域猫を守っていけるといいですね。



最後になりましたが、我が家の猫たちと1歳児は適度な距離感で心地よく生活しています


娘は猫が大好きですが、無理に追いかけようとしたりは決してしません。

ただ猫が近くに来たときにはにこーっと笑いかけたり、少し手を伸ばして触らせてもらっています。

お出かけするときには、猫たちに「ばいばーい」と声をかけています。


猫たちも、娘が帰宅したときには「よく帰ったなー」と言わんばかりに寄ってきて、その時だけひと触りさせてくれます。

また娘が寝ているときに、そばに寄ってくんくんにおいをかいでいます。


youtubeでみるような、猫と赤ちゃんのほのぼの動画のような光景はそんなにありませんが、まぁ今はこれで上出来かなと。

これから少しずつ距離が縮まっていけばいいなと思いながら、猫と子どもの生活をしています。


         担当 西田



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