♥️卒業生の保護者のみなさまに感謝をこめて♥️
- 悦子 隅田
- 7 days ago
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もう初夏になりましたが、春は卒業、入学の季節ですね。たけねこくらぶでは、保護した猫たちの入学や、SNS・譲渡会で出会いをつかんだ猫たちの卒業が随時行われています。ここ半年ほど、偶数月の半ばあたりの日曜日に大山崎ふるさとセンターで開催させていただいている譲渡会は定例化してきたこともあり、おかげさまで毎回多くの方々にご来場いただき、そのなかから御縁に恵まれる猫たちが毎回必ずいるようになりました。関心を寄せてくださったみなさまに感謝しています。 また、里親になってくださった、たけねこくらぶからの卒業生の保護者のみなさまも、譲渡会に二度三度と足を運んでくださり、フードなどの差し入れや卒業猫たちの近況をお話しくださいます。

写真の猫は、キーちゃんという猫さんです。なかなか里親さんが決まらず、キーちゃんを預かり世話をしているメンバーも、今回こそは、今回もだめか、と、毎回期待をこめて参加し、がっかりして帰る、ということを繰り返していました。そのキーちゃんを迎えたいという方が2月の譲渡会で現れ、4月にはキーちゃんとの生活を報告しに来てくださいました。
キーちゃん、ものすごく大切に大切にかわいがってもらっています。人見知りが残っているのか、押し入れに入ってくつろいでいるキーちゃん。息子さんが帰ってくると押し入れから出て来て、お腹をみせてゴロンと転がり、撫でて撫でてと要求するそうです。
キーちゃん以前にも猫と暮らしておられた里親様ご家族は、猫に襖を破られてから襖を外して布をカーテンのように掛け、猫が自由に出入りできるようにしている、とおっしゃっていました。これ、うちでもやっています。うちは、何度かの襖の張り替えのあと、押し入れを少し開けることで、折り合いをつけました。

猫と暮らすということは、少しのあきらめも必要になってきます。襖や壁紙や絨毯が無傷であること、生花を飾ること、アロマの香りを楽しむことなどは、あきらめることになります。家具などを傷めるのは悪意ではありませんから、ニンゲンの方がなんらかの対策をするしかありませんし、生花やアロマは猫の命取りになるものもありますので、ほんとうに注意が必要です。

けれど、少しあきらめ、対策するだけで、ほんとうに幸せな時間を過ごしているなあと思ってくださる方がほとんどだと思います。どんな対策が必要かは、ネットで調べることもできますし、お目当ての猫さんの性格に合わせた対応の仕方は、預かりをしているメンバーに訊いてくだされば、ご説明します。

現在、たけねこくらぶには春に妊娠猫を数頭保護したことで、入園・入学してきた猫がたくさんいます。どうぞ、新たに保護者になろうと思ってくださるみなさま、6月の譲渡会にいらしてくださいませ。無邪気な仔猫たち以外にも話のわかる大人猫も参加して、みなさまとの御縁をお待ちしています。
担当 上田
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