私が猫さん達に関わるようになったのは、コロナ禍の2020年からです。息子、娘の幼い頃にも「飼いたいなぁ」「駄目です」の攻防が何度かありましたが実現する事はありませんでした。
でも大学にもバイトにも行けない娘とペットのサイトを見ているうちに心惹かれたのは20代の頃飼っていた「トラ」に似ている子でした。そして御縁があり、2020年4月にお迎えした「うにちゃん」は今年元気に3歳を迎えました。
保護猫を迎えて、代表のプログ、保護猫のサイトのプログ、そしてInstagramを始めた事、そこからお外の猫さん達の現状とサクラ猫の事もその時に初めて知り、不幸な猫さんが生まれない為にはTNRが大事でその為に昼夜を問わずボランティアで活動されている方達がいる事に驚きました。又、野良猫さん達と保健所の事、殺処分の事も自分の甘い認識と現実の違いに愕然とし、私にも何か出来る事はないかと考え、預かりボランティアをしようと思い立ち、去年からメンバーに加えていただきました。
始めたばかりの初心者ですが、お外で暮らしていた子が穏やかな表情になり手から御飯を食べてくれたり「撫でて」と甘えて膝に乗ってくれた時の感動は何物にも代え難いものがあります。人の手は怖いものではないとわかり「一緒に居て良いよ」と心を許してくれたと思う瞬間です。そして、里親様のお家でもう何年もそこにいたかのように寛ぎへそ天で寝ている様子を見るのが、とても楽しみで、次の預かり猫さんへのモチベーションに繋がっているのです。
こうやって保護され、必要な医療を受け里親募集をしてお家猫さんになるのは本当にほんの一握りの猫さん達です。だから1匹2匹と譲渡に繋げたところで現状は変わらないのではと思われるでしょう。でも「何か出来る事を‥」と1人2人と保護活動に関わる人、関心を持つ人が増えていくと、10年後20年後の野良猫さんを取り巻く環境は少しずつ変わっていくと私は信じています。
猫さんへの熱い想いを持って「出来る人が出来るこ事を」みんなで協力して活動している「たけねこくらぶ」をこれからも宜しくお願い致します。
(これまでお世話してきた子たち、いまお預かりしている子たちです。里親募集中の子もいます。
お迎えしたいと思ってくださる方はお声をおかけくださいませ。 ↓ )
担当 山下
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