初めて猫さんを迎える時、なんとなくこんな猫さんのイメージを持っていませんか?
⚫︎甘えて膝に乗ってくる
⚫︎撫でるとゴロゴロと喉を鳴らして喜ぶ
⚫︎寝る時はお布団で一緒に寝るなど
私は4年前にうちの子のうにちゃんを迎える時、こんな風に想像してワクワクしていましたが、うにちゃんはそういう理想をことごとく覆すツンデレ猫さんでした。当初はデレの部分がわからず戸惑うばかり。抱っこしても逃げる、お布団には来ない、御飯も好き嫌いがいっぱい。何が気に入ってくれるか、喜んでくれるか、本を読んだり、ネットで調べたり、もう生活はうにちゃん一色に。あっという間にうにちゃんの下僕へとなっていたのでした。
2番目にうちの子に迎えた子は預かりからでした。ニコは男の子でうにちゃんと全く性格が違う子でした。
その後も兄妹、親子で預かるようになり、猫さんと一括りにしても、それは人と同じで性格がそれぞれ違う事、面白いところ、苦手な事、可愛いところとそれぞれ個性があって毎日お世話をしていても飽きません。
うにちゃんは、今でも抱っこは嫌いで、御飯はこだわりがあって、寝る時はタンスの上から見下ろされています。そして相変わらず甘えるのが下手です。でもお風呂は出待ちしてくれてタブレットを見る私の横にピタッくっつき付き合ってくれます。気が向けば膝にも乗って来てくれます。その時間がお互いに至福の時間になってとても愛おしい存在です。
思い描いていたのと違っても、一緒に暮らしていくうちに歳を重ねてお互いになくてはならない存在になっていくものなんですね。
担当 山下
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